作成日: 11/10/24  
修正日: 11/10/24  

電動アシスト自転車

ペダリングサイコー!


電動アシスト自転車を買いました。衝動買いです。前からずーーーっと欲しかったのです。
特価品の一品ものが出てたのを、ガブリと行きました。
なんせ動き回りますので、「折り畳めて車で運べる事」と、上り下りの多い地域でも
過ごす事が多いので「可変ギアのあるもの」。その上「日用品として使うので、買い出しなどで
かごがある事」、高望みであろうけれど「電動アシストがついてるならソレ」という基準で
1年以上粘っておったのです。

実際、ネットショッピングでなら安いのがあるんですよね。不当に安かったりすると怖いのが、
電動アシスト、ではなく、もうほとんど電動自転車、ってのもあるんだけど、ちっちゃな字で
「公道では走れません」なんて書いてある。私有地ですか?私有地限定ですか!
少し値段が上がってきた物件では「公道でも走れます」とか表示されてると、「当たり前ジャン!」
とツッコンでしまうのですが、案外「当たり前」じゃないのよね、このネットで買う電動自転車ネタは
正直、うさんくさいのが多かったような気がします。ひとくくりで言うと「安心して手が出せない」。

そこで実生活の中で、優良物件の出るのを待ってたのです。なければないであきらめる、という
スタンスでいたのです。
それがつい先日、ポンと店先で5万を切った物件がありまして、パクリ!と食いつきました。
いやいやいや、これはいいですよ、すこぶる良いですよ。

時速24キロ以下の時に、電気が前輪を回す補助をしてくれます。走り出しの、もっとも力の
要る時などは、もう「フライング気味」な感じのするくらい、引っ張ってくれます。
平坦な道でも24キロ以下なら、やたらペダルが軽いのです。スイスイです。まずもって、
「汗をかかない」のです。

その上、私の買った車種は、下り坂で「充電」までします。新幹線の回生ブレーキみたいな
発電方法です。車の「エンジンブレーキ」みたいな動きをします。
買って最初は「らくちん感」を得たいが為に、上り坂にどんどん挑みました。
いや、もう、これが、軽くてですね、実に爽快に軽いのですよ。人力1:2電気、というアシスト比なので
ノボリはきついには違いないのですが、明らかに「ひっぱりあげられてる」感覚が解ります。
おお、誰よ?誰が私の自転車を押してるのん?あら、モーター?やだわ、もう、ってなもんです。

今まで生きてきて、こんな風に「自転車に乗ってて、力を添えてもらった」なんて経験は
ないわけでして、それを味わうと、おおおう、これが科学か!技術なのか!と発奮しました。
「実生活に、便利が入り込んでくる」というインパクトです。大したインパクトです。

上ったり下りたりが飽きてきたら、今度は町の真ん中で走ってみようと、本日は地方都市の
真ん中で半日走ってみました。坂で使うこととの違いは「発電モード」にはほとんどならなかった
ことです。とはいえ、平坦に見える都会の道でも、厳密には多少の勾配はありますので、
ペダリングはスムーズです。軽いのです。疲れにくいのです。

モチロン、スクーターとは違いますから、延々こいでいます。でも「運動もしたい」と心密かに
思っていますから、これくらいの運動が実に願ったりなのでした。
自転車、ですから、フイに止まって写真を撮ったり、公園に入って行ったりと、利便性も
スピードも、実に人間味たっぷりな堪能ができるのです。

バッテリーのもちは、公称で16キロから50キロ手前ということですが、まぁ半日
乗りっぱなしでは保たない、くらいに考えればいい塩梅です。充電には二時間ちょい。

実生活に科学やら技術やらが入り込んできて「便利」にしちゃう、という体験は
久々に高い買い物が「お買い得かも!」と思えたいい指標になりますね。