作成日: 12/07/22  
修正日: 12/07/22  

PowerBookG4 Ti 400MHz快進撃

アップルマシンはいいのう


うわああああああああ
フォトショップで作業してたら、マックが「仮想メモリが足りません」て言い放って
作業を放棄しました。なーんーだーよー。はーたーらーけーよー。
仮想メモリ、すなわちHDの容量が心もとないので、動けやしませんとサボタージュです。
はぁーーーー。

G4PowerBookなのです。OSは10.4。OS9もネイティブに起動できる機種ですし、
クラシック環境でも過去からの資産が動いてくれます。
私にとっては「G3」という名すら、未だに輝くマシンの名なのです。「速くてかっこいい」
マシンがG3なのです。そんなマックユーザーなので、未だに「imac」はきらびやかな
マシンなのです。そんな私がG4のノートを使ってるだけでもウハウハなのです。
部屋にはカラクラ、Performa550、Power MacG3タワー(初期のB&W)があります。
メインはOSX10.5の入ったMacBookで、ブートキャンプでVistaとかいうOSも立ち上がります。

上述のG4はいったん過去に致命傷を負いました。液晶が真っ白になって、いったんは他界したのです。
でも私は捨てませんでした、絶対に直ると思いました。理屈じゃなく、信念として直ると
呪術めいて信じてました。「直らぬ訳があるまいに!」と信じました。

コケの一念、岩をも貫く。
G4マックを修理してくれる業者さんをネットで発見し、直ったのです。直ったのですが、
20GBというHDサイズが、「もう足りないよ、もう動けないよ」って悲鳴をあげてきたのです。
なんだと!初代Power Mac7200なんてHD1Gもなかったよ?それでも夢のようにでかいHD
積んでるつもりでしたよ!シノゴノ言ってないで頑張れよ!って思いました。

「残り300M」しかないので危ないよ、って警告めいた小窓が出るに至り、観念しまして
近場でもっともあてにできるマック屋さんに持ち込み、HDの交換(120GBが機種的な上限
なんだって)、データ移行をお願いしました。
20GBのHDは動くたびにゴリゴリゆうてましたので、他界間近だったようです。そのマック屋さんが
言うには、バックアップをとってるときに、60%付近と、ラスト5%付近で、異常に読み込みが
遅くなる領域があると、作業が半日送れる電話をくれたほどでした。

ほどなく、G4マックには120GBが搭載されました。内容物も以前と遜色なく、マックの修理に
出す際の書類に「もし修理中にHDが飛んじゃってもいいかんね!」に署名した怖さも、これで
解消されました。イエッフゥーーーーーーー!

さて起動。
アラ、軽い!音も静かね。

OS9も動くし、昔のソフトも入れ直しちゃえ!とMO(もうこのメディア知らない世代が
出てきてるよね、きっと)を押し入れを探し出すとレガシィなSCSIケーブルタイプのMOが!
笑っちゃいましたが「これでは使えぬ!」ともうひと探り。するとクイックテイク100という、
アップルが昔出したデジカメ(単三電池で動く)が出てきまして、ニヤーッとしてしまいました。
アダプターもついてるしPerforma550にくっつけて遊ぶ案があたまにもたげてきました。

ハッ、いかんいかん。
MO探してるんだった、と見てると、あったあった、FireWireのMOが。あれー、USBのんが
どっかにあったはずなんだけどなあ。ま、いいやと、OS7.5.3の時代から使い込んできてる
アプリをもりもり入れていきました。だってG4マックでなら動くんですよ!この21世紀に。
すごくない?ウィンドウズ3.1のころからのソフトって現役でいられないでしょ?世代的に。
動くんだもん、現役なんだもん、すごく俺好みな感じさー。

と、ふと探し物の中で「バーチャルPC」を発見。

むふふ。

入れましょうぞ、バーチャルPC。
G4マックなのに、XPも動かしちゃいますよ、ってなもんで、入れてみました。
もたつきますが動きます。ネットもできるし、ある程度のソフトも動きます。
おお、一つのマシンにOS9、OSX10.4、WindowsXPが動かせる幸せ!

ああ、なんていうんだろう。
この過去からの遺産のことごとくが現役でいられる家電って。
と、気づく。
日本の家電で、こんなに息を長くつきあってられるマシンがないじゃん、と。
アップルのコンピュータって、なんか持ち合わせるほどに仲良くなっていく感じがする。
G4マックにしたって、いざとなれば「ターゲットモード」で外付けHDにもなるでしょ?
他者を助ける位置づけにもなる。現役、そう、現役なのよ。

さー、G4マックを充実させたので月曜からもりもり働かせますぞー。
ちょっとスピードがもたつくくらいが可愛いのよ。うふふ。