作成日: 18/05/31  
修正日: 18/05/31  

20時より会見

増えましたね


ネット見てて「夜20時より会見」などと見出しを見つけると
もうテレビじゃ見れないだろうな、って予感しちゃうこのごろ。
ネット配信で「生中継」「ノーカット」という赤裸々な報道が
当たり前になって来て、テレビが地上波もBSも対応してない
ことが気になるようになってきました。なんでしょうね、こんだけ
チャンネルがどっさりあって、一斉に、対応できないってなんなん?

実際、テレビで会見などが編集されていると、端折られた
部分はどこかがはっきりわかり、なるほど、少々不愉快な
心持ちにさせられるけど、LIVEで臨時に放映してくれるのは
魅力的だとよくわかります。

このごろ臨時の会見が多い。無様なやり取りが延々続き、
テレビのキャスターさんなのか、レポーターさんなのかも、
勘どころの悪い局が、はっきり分かるようになってきました。

そんな反面、「叩けるものは死ぬまで叩きかねない」無責任さや、
「危ないうちは腫れ物に触るように慎重に回避」するメディアも
随分多くあるんだなって認識できます。プロとしての資質が
メディア側に感じにくくなりました。ふがいないのです。

とはいえ、ネット配信にも随分温度差が極彩色に分かれてて、
「引用一色」「偏見のみ」の垂れ流しも混在するのをリテラシー
とかナントカで煙にまかれるのも、かなり腹が立つというものです。

「整頓のつかない混在感」がメディアに限らず、収束するのに
時間がかかるんでしょうか。信用に足るものに出会いたいと
つくづく渇望します。

政治家さんも大学の偉そうな人たちも、随分雑に応じてる景色が
メディア経由で繰り返しー繰り返しーリピートするのを、見てる側が
我慢してられるのも限りがあります。見てて心荒(すさ)みます。
いけませんいけません。

ていねいなものに触れたいものです。柔らかく、しなやかなものに
接していたいものです。「今、見てるもの」に心が揺らされるのが
人というものですから、取り込むものを選ばなくちゃいけないんで
しょうね。

でもまあ昔は「20時からの会見」なんてのを目の当たりにすら
できなかったんですから、いい時代、なんでしょうかね。
そーゆーの見つけてみたがってる方がいけないんでしょうかね。
どうなんでしょう。