作成日: 20/05/14  
修正日: 20/05/14  

見分けのつかない人

一緒、なんだろうね


社会に出て思った事のひとつに「敵と味方の区別のつかない」人が多い事でした。
本当の敵なる存在は、頭もいいですし、一見して見分けがつかないんですよ。
当たり前だけど。やっかいなことに5年10年程度では化けの皮もはがれないから
人生半分くらい越えて、盛りが失われて来てから「採られ続けてた」とかやっと
被害が理解できる具合の「意地糞悪い収奪」。狡猾なだけなんですけどね。

その見分けのつかない人ってのの厄介なところは、本能の方で「突っ込んだらやられる」
相手には「なんにも言わない」でおいて、何となく味方っぽい人には「痛烈に当たってくる」
というのがあります。臆病なんですよ、自分で全然分かってないんですけれど。
ただ自分の「正義感」の熱量は信じてて、そこを居城に、エイヤァと小突きに出られる相手が
味方だけという、お粗末なしつらえです。おおやだやだ。

味方は背中の方からやってくるので、一見して分からぬ気づかぬなんてことがままあります。
背中に目のある人でないとわかんないのです。上等の敵を退治できるくらい、真性の味方は
「こちらに見込みがなくては」乗り込んでもらえませんので、精一杯生きておく必要が
ありますし、鍛錬・洗練も要ります。自分の周りに来てくれる人は、自分に相応なのです。

やっぱり「見分けがつかない」んじゃ、どっちに進んでも一緒なんだろう。きっと。